2008年06月24日
真如堂の沙羅の花
6月23日 真如堂へ、沙羅の花を観に行きました。本堂に向かって、右側に菩提樹、左側に沙羅の木が植えられています。沙羅の木は小ぶりながら2本あるので、沙羅双樹といったところでしょうか。





硬いつぼみの表面の感触はとてもなめらかで、初々しく感じられます。

足元には、昨夜のうちに落ちたのか、幾つもの花が、転がっています。雨風の影響もあるのでしょうか?どれもすぼまった形で、落ちています。
ちょっと作為的に配置して、撮りました(^▽^)







あじさいもしっとりと、咲いていました。

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- by zuzu
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- in 006花 写真
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すっぽんも、わさわさと、やってきました
早よ、くれ!


西陣の町並みにしっとりと溶け込んで、なんともいい味わいを醸し出しています。









5時半の開演までの間に、お弁当タイムです。お酒もそこそこ飲んで、心地よい加減で、待ちます。今年のテーマは、源氏物語で、新作能『紅葉賀』も上演されます。日曜のせいか、新作の上演のせいか、例年より観客が多く、立ち見や通路に座り込み組がいっぱいです。まだ明るいうちに『浮橋』、挨拶のあと火入式、暮れ行く中での『紅葉賀』、狂言『萩大名』、とっぷり暗くなって『須磨源氏』という流れです。 『紅葉賀』は、帝や女御たちの見守る中、頭中将と光源氏の華やかな舞楽、舞のあと、立ち去る藤壺の女御と光源氏の揺れる心中を題材にしていました。背景の社殿が、当時の清涼殿を思わせ、雅な源氏物語の世界へと誘います。帝、若すぎ~で、調子狂う感じは、能の構成ならではです。一の松あたりで振り返る藤壺と本舞台の光源氏、暮れなずむ中に怪しく揺れる篝火。私の陣取った席からは、まさに揺らぐ藤壺
薪能ならではの醍醐味です。室内の舞台では、こうはいきません。これが、病み付きになる要因です。(豪華キャストと演目の割りに安いというのもありますが。) 『萩大名』 千作さんは、そこに存在しているだけで、おかしい感じがするのは、すごい事です。以前、他の舞台で、込んだ後ろの席のため、声しか聞こえなかった経験がありますが、声だけで笑える~と感動した事がありましたが、脇に座ってはるだけでも絶妙です。例年だと、ここらで、一枚羽織らないと肌寒くなってくるのですが、台風の影響でしょうか、全く、羽織の出番はありませんでした。出口のところで、ようやく宗彦さんを見つけ、サインをゲットして、ご満悦で、帰宅しました。\(^0^)/