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2009年11月21日

一休さん

文明13年11月21日(1481年12月12日)室町時代の臨済宗大徳寺派の禅僧である一休宗純(いっきゅう そうじゅん)が、亡くなりました。とんちの一休さんで有名ですが、後小松天皇の落胤といわれ、漫画の人物とはちょっとイメージが違うようです。
応永元年、南朝、北朝の争いの2年後、南朝方といわれる母のもとに生まれました。
後小松天皇に愛され身もごったのでしたが、天皇を害しようと企んだと言われ、嵯峨の民家で、千菊丸(後の一休)を生みました。6歳で寺に入り、22歳の時、大徳寺派の寺 禅興庵の華叟宗曇(かそうそうどん)の門下に入りました。カラスの声に大悟したという話です。その後、諸国を放浪しながら禅の道を探索しました。奇行ともとれる風狂の精神に則った独特の行いが、多く見受けられます。
応仁の乱の後、後土御門天皇の勅命により大徳寺の住持(第47代)に任ぜられ、再興に尽力しました。塔頭の真珠庵は一休を開祖として創建されています。p8017.jpgp8016.jpg

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