Search


2010年01月05日

報恩寺 鳴虎

上京区小川通寺之内下ル射場町にある報恩寺 (ほうおんじ)では、寅年の正月三が日だけ、寺宝の大軸物「鳴虎図」が公開されました。p7837.jpgp7836.jpg
後柏原天皇より下賜されたその軸は、中国の仁智殿四明陶佾(とういつ)が宣により描いたもので、虎が谷川の水を飲んでいる絵柄です。これを、豊臣秀吉がゆっくり鑑賞したいと聚楽第に持ち帰ったところ、夜になって虎が吠えて眠れず、《これは鳴き虎じゃ、すぐに寺に返せ》と翌朝すぐに寺に返したという事です。p7835.jpgp7834.jpg
虎の毛が一本一本立体的に描かれていて、右手の方から観ると、頭が大きく、お尻が小さく観え、左手から観ると、お尻が大きくなって観えます。
顔は結構かわいい感じです。京都新聞などにも出ていたようで、大勢の人が鑑賞にいらしてました。

trackbacks

trackbackURL:

comments

京都新聞に出ていたのかぁ。(とってないもんで)
此の情報よそで見て悔しかったのですが、ますます・・・

とは云っても外出できる体調じゃなかったんで。

以前にこの報恩寺について調べた時から、この公開を心待ちにしていたので、観ることができ、満足しました。
お正月から体調不良とは、残念なことですね。お大事になさってください。

  • zuzu
  • 2010年01月06日 09:11
comment form

(ZUZU log にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form