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2010年06月26日

目疾地蔵 仲源寺

祇園の大和大路四条を少し東入ったところでは、目疾地蔵さんを祀ったはります。仲源寺が正式ですが、大概この辺の人らは、目やみ地蔵はんて呼ばはります。
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門に「雨奇晴好」と記した扁額がかかっています。降るもよし、晴れるもよしという意味ですが、これは、蘇軾(そしょく 北宋)の下記の詩の一遍を引用したものだそうです。

飲湖上初晴後雨 (湖上に飲す、初め晴れるも後に雨ふる)

水光瀲灔晴方好(すいこう れんえんとして はれ まさによし)
山色空濛雨亦奇(さんしょく くうもうとして あめもまた きなり)
欲把西湖比西子(せいこをとって せいしに ひせんと ほっすれば)
淡粧濃沫總相宜(たんしょう のうまつ すべて あいよろし)


さざなみを浮かべて広がる湖水の光は、晴れた日こそ美しい。霧のように山をつつんだ雨の景色もまた格別の眺めである。この西湖をあの西施にたとえてみれば、薄化粧でも厚化粧でも似合うように、西湖は晴れても雨でも、趣があってよい、という意味です。

この扁額は、お寺の来暦をあらわしているようです。
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鴨川の氾濫をしずめるために、地蔵菩薩を安置したのが、そもそもの起こりとされていて、八坂神社にお参りする人々がここで雨宿りしたことから、雨やみ地蔵と呼ばれるようになったともいわれています。ところが、この地蔵尊は玉眼入りで、風眼にかかっているように見えることから、眼病平癒祈願の信仰が生まれ、「雨止」が転じて「目疾」になったとされています。

門をくぐって左手は、水子供養地蔵です。p6697.jpg
正面が目疾地蔵です。p6696.jpg
ガラスで見えにくいのですが、大きなお地蔵様で、眼がうるうる。パソコン疲れで、すぐ充血してしまうので、ここはしっかりとお参りせねば・・・。p6695.jpg
本堂脇檀には、恵心僧都作と伝える山越の阿弥陀如来像が安置されています。

大黒さまp6694.jpg
走り大黒とよばれていて、俵にじかに足を踏み込んでいて福をまくといわれています。
その手前の観音堂内に千手観音菩薩。重文だそうですが、ガラスでよく見えなくて残念です。p6693.jpg
洛陽三十三所観音霊場第16番札所です。

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