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2013年06月15日

ボストン美術館 日本美術の至宝

天王寺にある大阪市立美術館で開催されている『ボストン美術館 日本美術の至宝』も、明日6月16日までとなりました。8-321.jpg
大坂まで行くのは面倒とか思ったのですが、ボストンよりは近いかと思い直し、少し前に観に行ってきました。
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表に行列が出来るほどには至らなかったのは、ボストン美術館というものが一般的にピンとこないからなのかどうか判りませんが、観る側としてはよかったです。8-324.jpg
中に入ると撮影用に曽我蕭白の雲龍図を模したオブジェが置かれていました。8-323.jpg
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今回の展覧会は、コレクションの中から、絵画を中心に構成されていたようです。「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」の前は混雑していて、なかなか前に進みませんでしたが、大河ドラマでも記憶に新しい後白河上皇の拉致を描いた絵巻はやはり興味深いものでした。

尾形光琳筆 松島図屏風8-320.jpg
こんなに波打っていなかったように思うのですが、画的には楽しい感じです。

伊藤若冲筆 鸚鵡図8-319.jpg
なんとも細かい線描には、感服します。

最後を飾っていたのが、曽我蕭白の作品群 独特の画風で、迫力のエンディングでした。

朝比奈首曳図屏風8-318.jpg
朝比奈三郎義秀を題材にしたと考えられているが、武者は坂田金時で、行司は源頼光と渡辺綱であるとの説もあるそうです。先日の狂言「首引」は、源為朝対する姫鬼と鬼たちという設定でした。
豪傑と鬼との首引対決というものが、結構題材にされていたようですね。

グッズ売り場で、ネットでチェックしていたお目当ての長谷川等伯筆 龍虎図屏風をモチーフにした龍のマスコットをゲットして機嫌よく帰ってきました。8-317.jpg
龍之介と名付けました。

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