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2010年01月21日

京の冬の旅 2010 東寺 五重塔 続編

五重塔に合わせて、通常公開の金堂・講堂の拝観をしました。
金堂p7784.jpg
金堂は、東寺一山の本堂で、延暦15年(796年)に創建されたと伝えられています。平安京遷都とともに、朝廷の造営で最初に工事が始められています。空海が東寺を賜ったときには、すでにあったことになります。現存の建物は慶長8年(1603年)、豊臣秀頼の寄進によって再建したもので、本尊の薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩の両脇侍像が安置されています。本尊の台座の周囲には、十二神将像が配されています。東寺とともに西寺も創建されたのですから、西寺には、どんな仏像が安置されていたのでしょう?
講堂p7783.jpg
現在の講堂は室町時代 延徳3年(1491年)に再建された建物です。中に入るとちょっとびっくりするほどの仏像の数です。大日如来を中心に二十一尊の仏様がいらっしゃいます。立体曼荼羅というそうで、弘法大師の密教の教えを表しているそうです。
(エンドレスについてしまう床の靴跡を、これまたエンドレスに拭き続ける清掃の人が、やたら気になってしまいましたが・・・。)

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comments

ここの仏像には圧倒されますね。
数もそうですが、質の高さにも驚かされます。
東寺の底力を感じずには居られませんね。

圧倒的な空気に、弘法大師の熱意や思いが、感じられるようです。夜更けに動き出して、みなさんで、会議でもなさってるんじゃないかと想像してしまいました。

  • zuzu
  • 2010年01月22日 10:18
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