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2010年10月09日

宗忠神社

左京区吉田下大路町に宗忠神社(むねただじんじゃ)があります。774.jpg
陽成天皇神楽岡東陵のすぐ近くです。773.jpg
主祭神は、黒住教の教祖・黒住宗忠です。772.jpg
北社祭神は天照大神、768.jpg
南社祭神は黒住宗忠です。

黒住宗忠という人は現代の岡山県、備前国の禰宜の家に三男として生まれました。
親孝行で有名であったそうですが、両親を流行病で相次いで亡くし、ショックから自身も肺病になりました。
死を覚悟する中、自身の病の根源が陰の気から起こった事を思い、正装をして、冬至の朝の太陽の光を浴びます。
そこで天照太神と同魂同体となるという「天命直授(てんめいじきじゅ)」と呼ばれる霊的な体験をします。
天命を悟った宗忠は、病も癒え、宗教活動に励むことになったということです。
黒住教は、幕末の新興民衆宗教で、天理教・金光教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられています。
皇室や公家からも厚い崇敬を受けたということで、慶応元年(1865)には孝明天皇の勅願所となりました。771.jpg
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