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2014年01月22日

第48回京の冬の旅 妙心寺 龍泉菴

今年も、京の冬の旅 非公開文化財特別公開が始まっています。
妙心寺 龍泉菴にお邪魔しました。9-227.jpg
景川宗隆(けいせんそうりゅう)が室町幕府の管領 細川政元を開基として創建しています。9-226.jpg
昨日の雪がわずかに残るお庭。長谷川等伯の重文”枯木猿猴図(こぼくえんこうず)(複製)がお出迎え。
平成11年の開祖五百年遠諱の際、堂本印象に師事した日本画家・由里本出(ゆりもといずる)氏が描いた100面の障壁画が方丈を飾っていました。
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「昇龍図」、越前海岸を描いた「種々東漸図(しゅじゅとうぜんず)」と進んで行きます。滝や岩肌、波しぶきなどが、描かれている襖絵が続き、建仁寺の菩提樹と金色の日輪など圧巻ですが、個人的には沙羅の木の襖絵に最も惹かれるものがありました。9-224.jpg
狩野探幽の「観音・龍虎図」もゆったりと眺めれれ、振り向くと沙羅の木の描かれた「樹下寂静之間」が見えて、広々とした空間に癒されました。9-223.jpg

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