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2009年08月22日

足利義満 花の御所

足利義満は、南朝:正平13年/北朝:延文3年8月22日(1358年9月25日)に生まれました。

摂津の国に泊まった際に、その場所の景色が気に入り、「ここの景色は良いから、京都に持って帰ろう。お前らが担いで行け」と家臣らに命じたという4歳の頃のエピソードが残っています。

正平24年/応安2年(1369年)、11歳の時に義満は、細川頼之を後見人として、将軍の座に着きます。

1378年、義満は室町第を新築し、幕府の機構共々、移りました。内裏に近く、公家屋敷の多い地域です。庭園にはさまざまな花木が植えられ、四季折々に見事な花を咲かせた事から、人々は「花の御所」と呼び、足利氏の幕府を室町幕府と呼ぶようになりました。
現在の烏丸通と室町通、今出川通と上立売通に囲まれた地域です。
室町今出川の東南角に、その石碑が残っています。P8667.jpg
烏丸今出川上る西側の大聖寺内にも石碑があります。P8666.jpg
将軍邸としては始めての、連歌や茶会を催すための会所(客殿)も設けられたそうです。
室町殿内にあった花の御所八幡宮は、後に移され、石碑が上御霊神社に立っています。P8664.jpgP8665.jpg
尊氏の御所八幡宮とは、また別であるそうです。

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