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2016年06月10日

第67回 京都薪能 2日目

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薪能2日目 昨日と同じ席をキープして、開演を待ちます。今日は、エンディングの「大瓶猩々」に合わせて、猩々の帯にしてみました。12-279.jpg
開場待ちの間に、目の前を、大瓶や狂言に使う3本の柱が、運び込まれて行きました。ちょっと照れくさそうに通られるところが、面白いところです。今日はしっかり寒さ対策の防寒具を多めに持ってきました。12-285.jpg
薪が入ると最前列ゆえ少し暖かくはなるのですが、昨日のような風の強さではそれも一瞬の事になってしまいます。
狂言「三本柱」いつも、会場待ち時間を盛り上げてくれる茂山宗彦・逸平兄弟が出演します。今年は千五郎さん・正邦さん親子が揃って、千作・千五郎を襲名されるそうです。襲名披露に行けるといいのですけどね~。
「翁」は、いつも愉快な井上裕久さん
「養老」「三輪」「大瓶猩々」はそれぞれ、やはり半能です。
「養老」はやはり、老父と孝行息子が出てきて、説明しないとなにやら、いきなり感がありますね~。
「三輪」運び込まれた作り物に、内側から衣が掛けられました。前場がないから、衣の意味わからないじゃないと突っ込みながら、鑑賞。
「大瓶猩々」大勢の猩々が出て来て、酒盛りです。面がそれぞれ違っています。ちょっと小さい方が一人、鷲尾世志子さんという女性の能楽師の方でしょうね。飲むほどに皆がふらつくさまが、愉快な能です。「コップのフチ子さん」というのがありますが、是非、「杯の猩々」を作って頂きたい。可愛いと思うのですが…。骨董品で、それを見つけたのですが、猩々の姿がいまいちでした。美しい面立ちで、可愛いしぐさの猩々が欲しいな~と改めて思った能でした。
松野奏風 作12-278.jpg

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